バンドマン創作「Red Fraction」世界観解説①

バンドマン創作

Red Fraction」世界観解説

 

クライスト・フォール

史上最悪の航空機事故

20年前に起きた乗員乗客が全員死亡した航空機事故と航空機事故の墜落地に建設されたモニュメントの呼称。

悲劇から20年、毎年クライスト・フォールでは大規模な追悼イベントが執り行われており、イベントに参加するアーティストは世界的な知名度を誇るビッグミュージシャンばかりだ。

 

▲ 瓦礫の中に設置されたライブステージ。その奥には鎮魂の塔が聳え立ち、巨大な十字架が鎮座している。

 

神(クライスト)が落ちた(フォール)日としてクライスト・フォールと名付けられた。

それ程までに事故現場は凄惨な悲劇だった。

 

犠牲者の殆どが日本人

犠牲となった乗員乗客の殆どが日本人である。

インフィニティ・ミュージックの前社長である茜雫と現社長の昴、そしてライバル会社のアルビレオ社長の親はこの事故で亡くなった

また、搭乗者には主要キャラと関わりのある人物も名を連ねている。

本来ならば当事者である日本と日本人こそが主体となって哀悼の意を示すべき大事故であるにも関わらず、追悼イベントは国際連合主体で執り行われており、追悼イベントに日本人アーティストが出演した事は未だかつてなかった。

 

 

▲ インフィニティ・ミュージック前代表の茜雫はクライストフォールに隠された真なる闇に光を当てようとした人物

 

追悼イベントにhysteriaが出演ーーー?!

航空機事故から21年…クライスト・フォールに初めて日本人アーティストが出演する事になる。

出演アーティストはhysteria。

インフィニティ・ミュージックの稼ぎ頭であり国内での知名度は随一である彼らがクライスト・フォールの舞台に立つというニュースは国内はもちろん、世界のメディアが取り上げるようなビッグニュースだった。

 

ハードコアパンクバンド hysteria(ヒステリア)

ヴォーカルの灯路、ギターの鮫島、ドラムの流星の幼馴染三人を中心にインディーズ界隈で名を馳せたギターの燻、ベースの小太郎、そして若き天才である夕雅を迎えた六人体制で始動。

インフィニティ・ミュージックに所属してからあっという間にメジャーデビューを果たし、国内での地位を不動のものとしたモンスターバンド

 

茜雫からの依頼でクライスト・フォールの舞台に立つ事を決めた六人だったが…?