【Red Fraction】side:茜雫【短編漫画】

Red Fraction side 茜雫

 

物語の核となるクライスト・フォールの悲劇。

その悲劇に隠された真なる闇を公にしようと戦っていたインフィニティミュージックの社長…神威茜雫。

これは彼女に齎された悲劇の一端のお話。

 

時系列:東京バラノイズのメジャーデビューよりも前

(※BLUE PUNCH、Seventh Heavenはメジャーデビュー済)

 

 



 

 

やっと完成しました…!短編漫画も結構描くとなると大変😅

今回はバンドマン創作の重要な要素であるクライストフォールにまつわるお話を描いてみました。

 

以下説明

 

・クライストフォールは20年前に起きた史上最悪の航空機事故、その跡地に建設されたモニュメントとそこで行われる追悼イベントの呼称。

・茜雫はクライストフォールに日本人アーティストであるhysteriaを出演させ、航空機事故に隠された真実を公表しようとしていた。

・クライストフォールは航空機事故に見せかけてクライストフォールに元々あった何かを隠そうとしていた。それにはRed Fractionと呼ばれる悪魔のドラッグが関係している。

 

▼▼ クライストフォールについての詳細は以下リンクよりご参照頂けます

sxtxaxrxrxy.hateblo.jp

 

key person……神威 茜雫(かむい せんな)

インフィニティミュージック前社長。神威焔の姉。享年30歳。

 

以下茜雫詳細

 

Red Fractionでの役割…「陰謀に光を照らす女神」

 

・インフィニティ・ミュージック前代表。享年30歳。

育ての父親からインフィニティ・ミュージック社を引き継ぎ、国内でも有数の上場企業へと導いたやり手女社長。

クライストフォールに日本人アーティスト(hysteria)を出演させる事を世界に打診し、見事その権利を勝ち得た立役者。

茜雫の両親はクライストフォールで帰らぬ人となった。茜雫自身もまたクライストフォールの被害者でもある。

クライストフォールに関わる陰謀を暴く為に傭兵や公安、様々な組織と連携をとり真実の公表と陰謀の阻止の為に尽力していたが、茜雫が30歳の時に交通事故に装った殺人事件でこの世を去る事となる。クライストフォールに関わる陰謀を世に広めようとした事が結果的にパンドラの箱を開ける結果となった。

奇しくも茜雫の亡くなり方は義父である前社長と同じだった。

 

「女神」と称される茜雫の人物像

 

美しい容姿と丁寧な所作、言葉遣い、そしてカリスマ性を備えたリーダーシップに秀でた女性。男女問わず彼女に憧れる者は多く、社員からの信頼は厚い。

明るくおっとりとしており、天真爛漫な性格で少し天然。やり手女社長という肩書きとは裏腹に可愛らしい女性だが、料理や家事は壊滅的。

何もないところで転んでしまうなど、ドジっ子の一面もあるがやり手女社長としての一面と天然でドジっ子な一面が良いギャップと多方面で好評。

・茜雫はクライストフォールで両親を亡くし、しばらくはひまわり園で過ごしていた過去がある。その後、インフィニティ・ミュージック前社長である義父に引き取られた。

・新しい家族との生活はとても暖かなもので、義親の愛情を一身に受けながら経済や帝王学など勉学に励む。

 

まさに女神と称されるに相応しい美貌と人徳を持ち合わせた彼女であったが、茜雫亡き後は薬物使用や薬物の流通に関わっていた容疑をかけられメディアの餌にされた。

 

妹、焔(ほむら)との関係

 

・焔は義親の子どもであり、血は繋がっていないものの関係は良好。

・…というより、おっとりフワフワした美人姉をいつも妹の焔が心配している。

茜雫に寄り付く異性をすべて排除するなど妹の献身的で時に狂気的な愛情を受けながら、茜雫も焔を大切に想っている。(妹の牽制によって、茜雫は未だに異性と手すら繋いだ事がない。)

義親が亡くなってからは大黒柱としてインフィニティ・ミュージック社を拡大発展し、音楽業界を盛り上げる。そして義親に変わって当時まだ幼かった焔を育て上げた。

 

茜雫の人間関係…想い人がいた?

 

・茜雫亡き後、インフィニティ・ミュージック社長に就任した昴(すばる)とはひまわり園からのよしみである。昴とは互いに想いを寄せ合っていたが、交際には発展していなかった。

インフィニティ・ミュージックのライバル会社である芸能プロダクションのアルビレオ、その社長である清人(きよひと)もまた茜雫、昴と同じひまわり園からのよしみである。